船体の骨組み

厚紙で船底と骨を作りました。縦骨は中心線と左右両方にしました。後部には3等の喫煙室と洗濯室を囲んでプロムナードデッキが配置されています。

面白いのは、通常この形の後部甲板であれば、係船装置があるはずなのに、この甲板にはそれがなく、ひとつ上の甲板にボラードやフェアリーダ、キャプスタンが配置されていることです。3等のエリアと危険のある乗組員の作業スペースが交錯しないように考えられたのだと思います。私の好きな淺間丸では3等喫煙室のあるデッキに係船装置があり、設計思想的には1世代前ですね。やはり八幡丸のほうが先進的です。