苫小牧に行ってきました。その2

往路は仙台から太平洋フェリーの「きかたみ」に乗船しました。「きたかみ」は新造船です。大きさは「きそ」「いしかり」とほぼ同様ですが、設備的には大きな違いがありました。夕方出港、午前到着という運航スケジュールのせいもあり、特に豪華とも言えず、従来の太平洋フェリーへの期待をしているとがっかりします。その意味で、普通のフェリーになってしまったな、という印象でした。期待の夕食バイキングも「きそ」「いしかり」とは少し差があるように感じました。

復路は商船三井フェリーの「さんふらわあさっぽろ」に乗船しました。船自体は従来の船よりも立派になりました。コンフォートクラスの寝台にテレビがあるなど、評価できます。しかし就航当初よりも夕食バイキングや昼食のサービスレベルが大きく低下しました。同じ北海道航路で太平洋フェリーと競合するなかで一般客数が低迷して、だいぶ経営的に厳しくなっているように感じました。中国人の団体さんも乗っていませんし。

食事については乗船客が少ない場合、歩留まりの悪いバイキングではなく、新日本海フェリーのようにアラカルト方式にしてもよいと思います。

船に乗ることが大好きな作者としては、なんとか頑張って今のサービスレベルを維持していただきたいと願ってやみません。