今回は作者流、手摺りの作り方です。
まず、市販のミシン糸にホームセンターなどで売っている木工用ボンドを刷り込み乾燥させます。ボンドにより強度の増した糸を手摺りの素材にします。
次に厚口のケント紙を手摺りの支柱にするため、写真左上のように支柱の間隔にカッターで切り抜きます。そして写真右上のように、そのケント紙に手摺りの横桟として糸を張ります。このときに使う接着剤は液状のり(商品名アラビックヤマト)です。セメダインはベトベトになってしまうので適当ではありません。十分に乾燥させ、糸が完全にケント紙に張り付いたのちに事務用カッターで左下写真のように余分なところを切り取ります。それを船体の必要な部分にセメダインで貼り付けます。
そのあとに、茶色の紙を幅1ミリくらいに細く切ったものをハンドレールとして取り付けて出来上がりです。
コメントをお書きください
SEA BIRD (水曜日, 29 4月 2020 20:14)
このような製作プロセスを知ると、完成品を見る目も変わります。
「糸と液状のり」、感心しています。