船首にある乗組員用のプールが設けられた非常用発電機室の構造物を作りました。正確には、発電機は一つ下のCデッキに設置されており、そのドームが露天甲板であるBデッキを吹き抜けにしています。構造物の前半分はプールで、後ろ半分がドーム部分です。右写真で天窓がある部分がドームの天井です。
船首に乗組員用のプールを設けるのは、最近のクルーズ客船にも見られますが(たとえば、今では日本人の間では「タイタニック」に次いで有名な客船になった「ダイヤモンド・プリンセス」とか)、60年も前から本船や、昨年模型を作ったキャンベラにもありました。
参考までに「ダイヤモンド・プリンセス」と「飛鳥Ⅱ」の写真を掲げておきます。両船ともに船首甲板に乗組員用のプールがあるのがわかります。「飛鳥Ⅱ」のはとても小さいですが、「ダイヤモンド・プリンセス」のそれはかなり大きいです。しかもジャグジー付きです。すごいですね。
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