後部の艙口ハッチのそばに設置された荷役用のクレーンです。左右に1基ずつあります。本船は船首甲板に2つの艙口があり、そちらは従来型のデリックで荷役をします。
このクレーンはなぜか艙口のすぐそばに設置されていて、実際に荷役をするには、不便なように感じます。そのせいかどうかはわかりませんが、竣工4年目の1936年4月に、後部艙口用にあらたにデリックが設けられています。
写真で接着剤が乾くまでのクレーンのアームの仮の支えになっているのは、新日本海フェリーの「らべんだあ」が横浜大桟橋で完成お披露目会をしたときに配布されたウェットティッシュです。当然未開封です。
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