ファーストクラスのスイミングプールです。本船最大の売りは、この大きなプール(約17m×7m)を中心としたリドエリアです。作者はいろいろな客船のプールを作ってきましたが、本船のプールは一番大きいです。
大西洋横断航路の客船は、プールがあってもほとんど船内に配置されており、甲板にプールがあるものは、地中海を航海するイタリア船以外では、作者の知る限りフランスの「ノルマンディー」のツーリストクラス船客用のものだけです。
本船は、右写真のように、プールサイドには落ち着いた茶色の更衣室とシャワー室があり、その天井は救命ボートの揚げ降ろしをするウインチのプラットホームになっています。また、写真で見るとこのプールの側面と底面は石造りのようです。そこで大理石のような模様の紙で作ることにしたのですが、あいにくこの大きなプールを作るのに必要なサイズの紙の手持ち在庫がなく、しかたなく町田の画材店まで買いに行きました。A4サイズで19円の紙を買うのに交通費の方がはるかに高くつきました。まあ、趣味で作っていますので採算度外視ですが。
そして、次にプールの周囲の柵を作るのですが、これがまた大変なのです。
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