アーム(クレードル)をベース(土台)に取り付けました。救命ボートを降下させるときは、ベースのレールに沿ってボートを吊るしたクレードルが外側に滑ってゆき、舷外に出たところでボートを海面に降ろします。
この動きはクレードルとボートの自重により降下するので、この形式のボートダヴィットを広く「重力式ボートダヴィット(Gravity Boat Davbit)」と呼んでいます。もちろん自由落下させると速度が早過ぎるので、クレードルには滑車が付いていて、ウインチからのワイヤでコントロールできるようになっている筈です。「筈」というのは、作者は細部まで理解していないためです。ウインチはボート2隻につき1基の割合で装備されています。
コメントをお書きください