このブログも随分と間隔が空いてしまいました。例年、GWの連休には船の旅をして、その様子を掲載してきましたが、ことしのGWは船や港、海にはまったく関係ない用事で潰れてしまい、模型製作もほとんど進展がなく過ぎてしまいました。
写真は3階船尾にあるグランド・バスの浴槽です。女性用、男性用ともに浴槽は2つずつあり、円形のものが底から泡が出るジャグジーで、楕円形のほうはジェットが出る浴槽です。
船尾のグランド・バスに浴槽をセットしました。前回に記載したように左舷側が男性用、右舷側が女性用です。本船が港の岸壁に接岸する場合、左舷付けが圧倒的に多いように感じます。岸壁から女湯を覗かれないようにする配慮なのかなと思います。(もっとも接岸中は男湯でも窓のブラインドは閉められていますが。)
たとえば、右の写真は横浜港の大桟橋です。本船はかならず向かって右側の岸壁に出船の状態、すなわち左舷付けです。
これに対していつも左側の岸壁に接岸する「飛鳥Ⅱ」は写真のように左舷付けが多いですが、たまに右舷付けのこともあり、本船ほど拘っていないようです。
ちなみに本船の手前側の「ロイヤルウイング」は必ず右舷付けです。右舷側からしか船客が乗下船できない構造だからでしょうか。
ところで本船、「飛鳥Ⅱ」と並ぶ日本3大客船の残りの1隻である「ぱしふぃっくびいなす」が横浜に来航する場合、大桟橋に接岸するときは本船の位置に右舷付けです。同船の11階にある展望浴室は右舷側が男湯、左舷側が女湯です。
さらに付言すると、昨年7月から新たに就航した東京九州フェリーの「はまゆう」「それいゆ」は車両搭載ランプが右舷にしかなく常に右舷付けですが、露天風呂を含む展望大浴場は右舷側が男湯です。接岸側=男湯説ですがいかがでしょうか。
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