フェリーきずなその4

船首と船尾部分の船体を作りました。写真で丸いスペーサーがある部分は2等客室があるところです。2等は椅子席と昔ながらのじゅうたん敷きの大部屋があり自由席です(このほかに上のデッキに2等指定席客室があります)。2等客室は船幅一杯を占めており、舷側に四角い窓はありますが、あまり外は見えません。したがって作者は、博多から壱岐、対馬へ航海中は、この上のオープンデッキに居て、缶ビール片手にずっと海を見ていました。天候は良かったのですが、デッキは風が強くポケットに入れておいた乗船券を風で飛ばされてしまい、下船時に回収できずパーサーに怒られました。何も怒らなくてもいいのに(ちょっと印象悪かったです)。。。

船首部分のクローズアップです。

ナックルが付いているのがわかると思います。白いケント紙で、写真に撮ると色がとんでしまい、あまり目立たないですが、かなり角度のあるナックルです。

ナックルを付ける場合、一応図面で横骨の形を決め、それに沿うようにカッターで筋を付けて折り曲げますが、きわめて微妙な作業で、ある程度の経験が必要です。