フェリーきずなその11

前甲板上の艤装品であるフェアリーダやウインドラスなどを作っています。これらも紙で作るのですが、細かい部品が多く手間がかかります。

小さな円形の部品は革工芸などで使うポンチで打ち抜いて作ります。直径3ミリとか2.5ミリなので、飛んで行かないように小さなプラスチックのケースに入れて管理します。

このポンチはとても便利なのですが、本来ポンチは穴を打ち抜く道具で、穴を空ける素材のためのものです。しかし作者の場合は、打ち抜いた穴のあいたものに用はなく、打ち抜いてポンチの本体内にたまる円形の紙が必要なのです。ところが、ポンチはこれを取り出すようには設計されていませんので、とても取り出しにくいです。細い棒で押し出すのですが、抵抗が大きく、なかなかうまく行かず、いつも苦労しています。力まかせにやると棒が折れますし、注意しないとポンチの刃で指を怪我します。なので、最近は軍手を付けて作業しています。紙工作で軍手とは似合いませんね。

 

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コメント: 1
  • #1

    船好き少年 (水曜日, 22 2月 2023 01:05)

    細かい…